The Palm Jumeirah Transit System向けモノレール車両

(株)日立製作所は、アラブ首長国連邦・ドバイの人工島Palm Jumeirah（パーム・ジュメイラ）島の建設及びリゾート開発を行っている政府系開発事業者Nakheel（ナキール）社からThe Palm Jumeirah Transit System(パーム・ジュメイラ・トランジット・システム)のモノレール全体システム建設を請け負った丸紅(株)へ、3両固定編成のモノレール車両4編成を納入した。路線は約5.4kmで、島内の3駅と本土側の1駅の計4駅を結び、島と本土をつなぐ移動手段となっている。
リゾートエリアでの走行を考慮し、かつ顧客のデザインの趣向を取り入れ、車体形状は曲線部を多用した流線型とした。また、エクステリア及びインテリア共に、島内の海岸と空をイメージしたブルーとホワイトを基調としたカラーリングとした。
路線は2009年4月に開業し、Palm Jumeirah島の新たなシンボルとして活用されている。

なお、信号システムは、日本信号㈱が納入した。