日英包括的経済連携協定(EPA)の大筋合意について

                             2020年9月11日
                            日本鉄道システム輸出組合
                               理事長 金花 芳則
 
 

今般、日英包括的経済連携協定(EPA)が大筋合意に至ったことを歓迎し、政府関係者のここに至るまでのご尽力に感謝いたします。

今回の協定では、日EU・EPAと同等の高いレベルの市場アクセスが確保され、我が国鉄道業界の貿易と投資双方の伸長にも大きく貢献するものと確信しております。

特に、今回の協定において鉄道車両・部品の関税撤廃が約束されたことは、我が国鉄道車両・システムメーカーの英国市場における競争力の強化につながるとともに、質の高い日本の鉄道システムの海外展開に力強い支援となるものです。

今回の大筋合意を受けて、本年12月末予定の英国のEU離脱に関する移行期間終了後も、ビジネスの継続性が確保されるために、本協定が切れ目なく発効されるよう要望するとともに、政府におかれましては、自由貿易体制の堅持と推進に向けて、引き続きリーダーシップを発揮していただくことを期待します。



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