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2024-11-29
JORSA最新情報 展示会・セミナー

InnoTrans 2024 鉄道展示会報告

2024年9月24日(火)~27日(金)の4日間、鉄道業界最大の鉄道産業見本市「イノトランス2024」がドイツメッセベルリンにて盛大に開催されました。

イノトランスは、回を追うごとにその規模が拡大しており、JORSAとしては今回で12回目の出展となりましたが、今回は組合企業13社に加え、東京地下鉄、鉄道総合技術研究所、国際協力機構(JICA)の3社にもご参加頂き、合計16社にて共同出展を実施しました。今回も従来の様にホール7.2aの1棟を借り切ることはせず、ホール7.2aの約2/3分を使用する形での出展となりました。

1. イノトランス2024全体概要

今回は以下の主催者速報の通り、出展者数では過去最高の2018年には及ばなかったものの、来場者数は過去最高を記録し、連日大盛況の開催となりました。

  • 来場者数(トレードビジター):約170,000人/133カ国
 (2022年:137,403人/137ヶ国、2018年:161,157人/149カ国)
  • 出展者数:2,940社/59カ国
 (2022年:2,771社/56ヶ国、2018年:3,062社/61カ国)
  • 屋外展示車両:133両
 (2022年:137両、2018年:155両)

2.JORSA出展内容

JORSAパビリオンと言う形で、ホール7.2aの約2/3を使用しての展示でしたが、このホール7.2aは鉄道事業者中心の展示ホールであるCity Cubeと隣接し、更に世界のトップメーカーが出展するメイン会場と言えるホール3 & 4への通り道に位置し、ロケーション的に大変恵まれ、終日人通りが絶えず、多数の参観者に来場頂きました。
今回もJORSAパビリオン内にJORSA共通スペースを設けて、寿司・バーカウンター、5つの会議室、応接セット1セット、ハイテーブル・チェア7セット、打合せテーブル・チェア5セットを設置し、海外顧客・関係者との打合せに有効活用して頂きました。
 
今回のJORSAパビリオン共同出展企業(16社)は以下の通りです。

ナブテスコ、近畿車輌、日本製鉄、日本信号、東洋電機製造、東邦シートフレーム、大誠テクノ、日本車輌洗滌機、京三製作所、菅沼製作所、三菱重工業、NKKスイッチズ、大同キャスティングス(組合員:13社)

東京地下鉄、鉄道総合技術研究所、国際協力機構(JICA)(合計:16社)

 
個別出展組合企業は以下の通りです。

日立製作所、三菱電機、総合車両製作所、富士電機(合計4社)

InnoTrans 2024 JORSA Japan

InnoTrans 2024 JORSA JapanBooth

InnoTrans 2024 JORSA JapanBooth

InnoTrans 2024 JORSA JapanBooth

   JORSAパビリオンの様子

3. JORSAイベント・アトラクションについて:

Japan Day レセプション

恒例のJapan Day レセプションを開催2日目の9月25日(水)16:30より約2時間開催しました。事前に組合員各社よりレセプション招待状を全世界の顧客に配布頂き、非常に多くの方々にご参加頂きました。このJapan Dayレセプションは、今やイノトランスにおける日本企業主催の一大イベントとして認知され、定着したと考えております。
Japan Dayレセプションは、JORSA岡根理事長の開会挨拶に始まり、在独日本大使館 柳特命全権大使に来賓のご挨拶を頂戴し、鉄道総合技術研究所 渡辺理事長に出展者代表として、ご挨拶及び乾杯のご発声をお願い致しました。会場には出展企業の方々のみならず、海外顧客・海外関係メーカー・日本からの来訪者等、約1,000人を超える方々にご参加頂き、大盛況となりました。
握り寿司、升酒も大好評で、このレセプションを通じて、ご招待した海外顧客との交流を大いに深めることができました。

Japan Day

Japan Day

Japan Day

本格的な握り寿司の提供:

今回もJORSAパビリオン内に寿司・バーカウンターを設けて、本格的な握り寿司を連日提供致しました。今回は特に新鮮なネタに拘り、本格的な握り寿司を提供することができ、連日行列ができるほどの賑わいでした。海外顧客・関係者との商談や、ビジネスランチに大いにご活用頂けたと確信しています。

JORSA Sushi

JORSA InnoTrans

和菓子作りの実演:

日本から和菓子職人を招き、伝統的な和菓子作りの実演と試食を3-4回/日実施しました。日本の食文化と伝統文化への世界的な関心の高まりにより、大好評の実演でした。

JORSA Wagashi

JORSA Wagashi

琴と三味線の生演奏:

日本人和服コンパニオン2名が琴と三味線の生演奏を行い、展示会の熱気の中に心和む日本の伝統楽器の音色に、多くの参観者が聞き入っていました。

Japan Day

芸術家早坂氏のライブアート実演:

  新進芸術家の早坂寿輝氏によるライブアート実演を行いました。現場で早坂氏の作品を仕上げてもらい、集客を目的としたアトラクションでしたが、連日大好評でした。

JORSA Art

4. ご来賓:

期間中、以下のご来賓に来訪頂き、JORSAパビリオン共同出展企業・個別出展企業のブース等を丁寧にご視察頂きました。

  1. 在独日本大使館 柳 特命全権大使ご一行
  2. 国土交通省 鉄道局 技術企画課ご一行
  3. 台湾交通部ご一行

5. 最後に

イノトランスは回を重ねるごとにその規模を拡大しており、来場者数は過去最大となりました。又、全世界の鉄道関係者・VIPが、このイノトランスの機会を捉え、ベルリンに集結し、旧交を温めたり、積極的に対面で面談や商談を取り進める貴重な場になっている事を強く感じました。イノトランスがこのような素晴らしく・貴重な機会として認識されていることを大変嬉しく感じます。
次回のイノトランス2026は2026年9月22日(火)~25日(金)にメッセベルリンにて開催予定です。JORSAとしては、次回イノトランス2026にもロケーションのよい同じホールを確保し、組合企業及び関連企業と一致協力し、JORSAパビリオンとして共同出展を積極的に推進する予定です。
今回、無事にイノトランス2024の共同出展を開催できたのも、共同出展者の皆様方のご支援とご協力の賜物と理解しており、改めて心より御礼を申し上げます。

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